MADE IN EUROPE/DEEP PURPLE

1. Burn

2. Mistreated

3. Lady Double Dealer

4. You Fool No One

5. Stormbringer

※曲目はオリジナルアルバムの曲目を紹介しております。

※ジャケットは発売された国や時期によって各種あるので、ご了承ください。「MADE IN JAPAN」が金色のジャケットだったのに対抗して、「MADE IN EUROPE」は銀色にしたものと思われます(ただし、前者が2枚組だったのに対して、こちらは1枚ものでした)。

 発売は1976年10月ですが、収録時期は1975年3~4月なので、レビューの順番としてこの位置に入れます。第3期DEEP PURPLE最後のヨーロッパツアーから、4月3日オーストリアのグラーツ、4月5日ドイツのザールブリュケン、7日フランスのパリ(この日が最終日)の3カ所での録音ですが、メインはドイツでのもの。

 1曲目“Burn”・・・リッチー・ブラックモアの中世っぽいギターのメロディが弾かれたのち、デビッドが“Rock ‘n’ Roll”と叫び、コンサートが始まります。リッチー脱退直前とは思えないほどの白熱のプレイでリッチーも脱退前に燃焼しようとしているようです。ライブならではの途中のギターのカッティング・プレイもあり、アドリブ感十分。

 2曲目“Mistreated”・・・この曲は第3期でのライブのハイライト曲と言えるでしょう。中間部のリッチーのソロが少し寂しいですが、途中からB.B.Kingの“Rock MeBaby”が入ったりするのはZEPPELINを意識したものか?

 3曲目“Lady Double Dealer”・・・「STORMBRINGER」の中でノリのいい曲だけに盛り上がりますね。間奏のリッチーのギターも短いけど、カッコよくライブで栄える曲ですね。

 4曲目“You Fool No One”・・・オープニングはジョン・ロードがかなり遊んでいます。マスター・テープに問題があるのか、リッチーのギター・ソロ部分のみパリでのライブに差し替えられています。また本来続くはずの“The Mule”も時間の関係かカットしてあるのが残念です。

 5曲目“Stormbringer”・・・リッチーっぽいギター・ソロが聴けて良いです。

 私の場合は第2期の時代の曲をこのメンバーでプレイしているのはどうもなじめないので、当時のベスト・ライブ・テイクを集めたこのライブ・アルバムで十分です(一応他も全部持っていますが。なお、日本盤は現在廃盤中のようです)。下にはパリ公演を収録した、「LIVE IN PARIS 1975」やロンドン公演を収めた「LIVE IN LONDON」オーストリア公演の一部を収めた「MK3 THE FINAL CONCERT」を紹介しておきますので、よろしければ入手して聴き比べてみてください。

 実は、1975年7月にDEEP PURPLEの日本公演が予定されていて、チケットも発売間近だったようですが、リッチー・ブラックモアの脱退が決まったことから、来日スケジュールが告知されることもなく、キャンセル扱いとなってしまったそうです。